粋な計らい(投稿:池田)

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 例年なら高校野球夏の県予選が始まる時期。
 ほぼ40年前の高校球児の私としては、いつもの心躍る夏とはいかず、何とも複雑で辛い2020年夏を迎えることに。 3年生にとっては最後の夏。甲子園目指してどれほど厳しい練習を積んできたか。その努力は、挑戦する機会さえ奪われてしまった。 
 そんな中、阪神甲子園と阪神タイガースが全国の高校球児に甲子園土キーホルダーをプレゼントのニュースが。少しでも前を向いてもらえないかと、監督とチームの発案らしい。
 5万人もの球児に送るキーホルダー製作費の一部は、監督・コーチ・選手が負担するとのこと。「粋な計らい」です。素晴らしい!


 
 大阪では、勝手に悪者扱いされてしまったライブハウスから、無観客ライブを府と知事が支援して配信されたとのこと。ライブハウスは被害者です。
 ちなみに私の行きつけのライブハウスは観客が総立ちするようなお店ではありません。生演奏が聴ける『粋なお店」です。  
       
            studio owl
ちなみにこのスタジオ オウルさん、コロナウイルスによる経営継続支援プロジェクトにおいて、141名もの支援者によって目標金額を達成!多くの人に愛されている証です
 

 早く本当の日常を取り戻すためにも、この梅雨時、乾いた硬式球の音も、お洒落な生演奏音も聴けないけど、自らを鍛えて出番を待つか・・??

 

 

——————————— JIJI.COMのニュースより ———————————

 

プロ野球阪神は8日、日本高校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員に、甲子園球場(兵庫県西宮市)の土が入ったオリジナルのキーホルダーを贈呈すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により全国大会や地方大会が中止になったため、3年生の球児に対する激励の意味を込めた。対象となる部員は約5万人。8月下旬ごろ、加盟校に順次届けられる。高校野球は甲子園で選抜大会と全国選手権大会が開催されてきたが、今年は春夏とも中止となった。企画は甲子園を本拠地とする阪神の矢野燿大監督を中心に考案。土の一部は矢野監督や選手、球場関係者や球団職員がグラウンドから集める。製作費の一部を監督、コーチ、選手が負担する。
キーホルダーは透明な球状のカプセルに土が入っており、選手権大会の開催回数を表す「102」のロゴ入り。大会期間中のオリジナルグッズに使用される予定だった。
「最後の夏に、甲子園出場に挑戦する機会さえなくなってしまった全国の高校3年生の皆さんに、何か少しでも前を向いてもらえることができないかと考えた」という矢野監督は、「みんなの未来を想像して贈りたい。このキーホルダーを持った子と会えたら、すごくうれしい」と語った。